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高野台高等学校4話目

2011/10/30 Sun

「ふぅ。無事に日誌ゲットです!!」

「おいチクロ、さっきラセン先輩から貰ったカードキー渡せ」

「えっ??やだよ!!」

 と、チクロは言うとなんと自分のパンツの中に隠してしまった!!オーマイガッ!!

「チクロ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

 桜はなんとハレンチなと顔を赤らめる。花音も何も言えないで固まっている。

パンツの中に隠されてしまってはどうやっても取り出すことはできない。しかも無理に取り出そうとしたら

その姿は周りから見たらどっからみてもセクハラしているように見える。

「べ〜だっ!もう桜くんには取られないんだから!!」

「ちくしょ〜(涙)チクロも学習したんだなぁ〜・・・・」

「でも、そんなチクロも可愛い・・・」

「何言ってんだよ花音!!」

「だって可愛いんだもん!!必死になってパンツの中にカードキーを隠すチクロ・・・

それを拝めただけで俺は満足だ!!」

「馬鹿花音!!話になんねぇ!!行くぞチクロ。そろそろ授業が始まるから」

「う、うん」

 なんか色々と妄想をしている花音を置いてチクロと桜は職員室を後にした。










「チクロ君、チクロ君!!今日僕たちの部屋でゲームしない??」

「なぁチクロ、俺達と一緒に屋上でも行かねぇ?そこでいいことしてやるから」

 授業が終わった後はチクロはいつもこうして周りの生徒から遊ばないかと誘われる。しかしそこはナイトの二人。

桜と花音がやってきて、そんなやからを追い払う。邪魔な虫は寄せ付けない。あの僕とか言ってたやつらも

きっとチクロの処女を狙っている。僕と言いつつ実は狼なのだ。

「桜くん、今日僕、ラセン先輩の所に遊びに行ってくるから♪」

 ふんふん、とチクロは鼻歌を歌っている。

「なに!?まじでか!???やめろ!!それだけはやめてくれ!!」

「えっ、なんで?遊びに行くだけだよ〜!」

「チクロ、俺からもお願だ。それだけはやめてくれ・・・」

「花音くんまでどうしたの!?そんなにおかしいかな??」

 チクロはラセンの部屋に行ったらなにをされるか分からないのだ。まさか食われるとは。

チクロは自分がこの高野台高等学校でどれだけ可愛いか知らないのだ。ファンクラブなんて当たり前。

チクロをあらそって日々争いがあるなんて日常茶飯事。

「今日の夜に行こうと思ってるんだ。だから桜くん今日の夜は花音くんと一緒に寝てね!!」

「「そんなの無理〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」」


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高野台高等学校3話目

2011/10/17 Mon

「じゃ、佐藤先生行ってくるわ〜」

「行ってきます!!」

「そんじゃ」

「気をつけろよ〜」

 
と、桜とチクロと花音は教室を後にした。












「なぁなぁチクロ俺と花音どっちが好き??」

「むむっ、俺も気になる。チクロ、どっちが好きなんだ?」

「えっ?いきなり何??3人だけだからっていけないんだ〜!!」

「だぁ〜って俺チクロの事大好き過ぎて色々と妄想しながら・・・むぐっ!!!」

 桜が話をしていたら花音が桜の口をふさいだ。純粋過ぎるチクロにはちょっと過激

すぎる話なのだ。実はチクロ、だれとも経験がないのだ。桜も花音もチクロの可愛さあまり

手を出せないでいる。

「よぉ〜楽しそうにしてんじゃねぇか」

 遠くの方から声が聞こえた。しかもドでかい声で。あれはもしかして・・・。今一番会いたくない奴だ。

「あ、生徒会長さんだ!!」

 チクロはパタパタとかけて行った。桜と花音はチクロの手を引こうとしたが間に合わなかった。

「ラセン先輩お久しぶりです!僕なかなかラセン先輩に会えなくてさびしかったよぅ!!」

「おぅそうか!!俺もさびしかったぜ。どこかのナイトさん方のガードが固くてな・・・」

「ふ・じ・わ・ら・ら・せ・んせんぱ〜いv」

「キメェよ桜。やめろ。テメェと花音のせいでチクロになかなか会えないんだからな!!

チクロ、ゴールドカードキーはどうした?」

「えっと生徒手帳の中・・・ってあれ??ない!?」

「さくらぁぁぁぁ!!!テメェだろ!!こんな事するのは!!」

「さぁ?なんのことだか?」

 と、怒鳴っていたラセンだがポケットからキラリと光るカードを出してチクロに渡す。

これはラセン専用のルームキーなのだ。これをもっているのはラセンとチクロだけ。

「わぁ〜い!!ラセン先輩のキーだ!!よかった!!先輩ごめんなさい。僕すぐなくしちゃうです・・・。」

「きにすんな。どっかの奴の仕業だからな。今日の夜暇か?」

「はい!暇っ!!」

桜にチクロは口をふさがれた。しかも口と口で。チクロを失神させるためだ。チクロはまともにキスもした

事もない。そう、性に対してまったく免疫がないのだ。

「先輩、これ以上チクロに近寄らないでくださいよ」

「俺達からの忠告です」

「へっ、キスくらい見せびらかせられたぐらいで、俺があきらめるかよ。じゃ、今日はまたな」

と、藤原ラセンは去って行った。

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佐藤三春担任登場二話目

2011/10/17 Mon

 わいわいがやがやしている教室にそろりと入ってきた担任、佐藤三春。ひょろりとしていて

背が高い。顔はホスト並みにかっこいい。そうすると、教室は一気に静かになる。佐藤に見惚れて。

 「あ〜俺、先生とだったら猫でもいいかも・・・」

 「だめだよ先生は僕の!!」

 と、あちらこちらでひそひそ話が聞こえてくる。

「あ、今日の日直チクロね、よろしこ」

「は、はい!!」

「ち〜く〜ろ〜!!顔赤いぞ!!」

 桜は思わずつっこみを入れる。大好きなチクロが他の者にとられてはたまるかと。

花音も爆発寸前だ。溺愛しているチクロをやはり他の者にとられてはたまるかと。

二人ともチクロの事が大好きなのだ。

「「チクロ!!俺達はお前の事が大好きだぞ!!!」」

「えぇ!?なにいきなり二人とも??」

「お〜お熱い事。佐藤先生はただチクロって呼んだだけなのにな」

「「佐藤先生は黙ってて!!」」

「ところでチクロ、日誌は持ってきたか?」

「あ、忘れてました・・・!!」

 パパとママの事で考えていたチクロは自分が日直であることを忘れており、日誌も忘れていた。今すぐ職員室に取りに行かなくては。

「佐藤先生、僕今すぐ取りに行ってきます!」

 少しぐずりながらチクロは言った。

「はぁ〜桜、花音、一緒に付いてってやれ」

 佐藤は知っていた。チクロが可愛くて他の男子に狙われている事を。

もちろん自分も・・・?なんてね。

このままチクロを職員室まで1人でいかせたら絶対に襲われるに決まってる。

だから桜と花音を一緒に行かせることにしたのだ。


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一話目

2011/10/16 Sun

チクロは何時もの様にボーッとしていた。窓の下から見える校庭を見て。

ママとパパの事を思い出していたのだ。大好きな両親と離れてはや3ヶ月。

もう全寮制の学校なんかに入りたくなかったのに。でも土日には家に帰れる。

でもあと5日もある。それを思うと溜息が出てくる。

「なんだ〜チクロ。また親の事か?」

 と、話しかけてきたのは久保桜。チクロの親友だ。

一年のときに上級生からセクハラを受けていたところを助けてもらったのだ。

それからチクロと桜は仲良くなった。

「だって早くママとパパに会いたいんだもん!」

「もうすこしだろ?我慢しろよ・・・」

「チ〜ク〜ロ〜♪俺にかまってよぉ〜花音ちゃん淋しい〜!!」

 と、もう一人現れたのは小林花音。チクロの事が大好きで大好きで仕方が無い奴だ。

チクロにはとことん甘い。

「理事長に言って帰るの早めてあげる??」

「えっ?ほんと??」

「だって理事長俺のっ・・・!!!」

 そう、この三浦学園の理事長は小林花音の叔父なのだ。

そしておまけに理事長もチクロのことを溺愛している。チクロの事ならなんなりと〜!!ってやつだ。

「おら」

 と、桜はチクロと花音の頭をチョップした。ふざけるのもいい加減にしろと。


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キャラのプロフィール

2011/10/16 Sun

プロフィール
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芝山チクロ(シバヤマ チクロ)
154cm
茶髪で天然パーマ。くるくる。
僕っ子。甘えん坊。
すぐママぁ〜と言う。口癖。

久保桜(クボ サクラ)
175cm
灰色の髪。
某夢の国のクマが好き。
部屋はそのグッツだらけ。
しかしハチミツは苦手。
チクロと同室。

小林花音(コバヤシ カノン)
177cm
黒髪でサラサラしている。
ツンデレ喫茶が大好き。
所謂オタク。
チクロが可愛くて仕方が無い。

藤原ラセン(フジワラ ラセン)
179cm
金髪でピアス大好き。
生徒会会長
ここは王道俺様タイプ。
チクロをいつも泣かせたいと思っている。

渋谷湊(シブヤ ミナト)
181cm
栗毛色した長髪。
王子様タイプ。チクロを姫だと勘違いしている。
意外と被害妄想が激しい。

佐藤三春(サトウ ミハル)
チクロたちの担任。2−A組
184cm
目が悪い。でもメガネをかけない。
しかし生徒たちの間ではメガネを
かけるともっとカッコイイと噂されている。

プロフィール

Author:南ひーこ
BLの小説を日々こそこそと書いてます。

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